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TSKgel HICの充てん剤は、ポリメタクリレートベースの基材と、3種類のリガンド(ブチル、エーテルおよびフェニル)から選択することができます。

エーテルおよびフェニルカラム用のポリメタクリレートベースの充てん剤は、細孔径が100 nmで排除限界分子量1,000,000を有する多孔質充てん剤を用いています。TSKgel Butyl-NPR特長は 吸着にビーズの表面のみを利用する非多孔性であることです。運転時間がより短く、優れた回収率により、TSKgel Butyl-NPRは高速分析やQC分析に有効です

3種類のカラム比較を下のクロマトグラムと表に示します

 

疎水クロマトグラフィー用カラムの比較




疎水性 利点

TSKgel Phenyl-5PW

 

高疎水性
 

タンパク質の保持に適度な塩濃度が必要です。広範囲な疎水性に適用できる一般的なカラムです。

 TSKgel Ether-5PW
中疎水性
 

膜タンパク質またはモノクローナル抗体等の疎水性タンパク質に適しています。

 TSKgel Butyl-NPR

低疎水性

高速アプリケーションに優れたカラムです。微細孔がないため高い回収率が得られます。

TSKgel 疎水クロマトグラフィーカラム一覧表はこちら

 


HICでは、高濃度のカオトロピック塩を含む水性移動相と共に弱い非極性の固定相が使用されます。このテクニックは主にタンパク質の分離に適用され、徐々に塩濃度を減少させることで溶出します。

逆相LCと同じように、タンパク質は充てん剤上のアルキルまたはアリル官能基との相互作用により保持されます。
RPLC
とは異なり、HICではこれらの官能基の密度は低く、タンパク質分子はほんの1つまたは数個のサイトに吸着されます。

吸着は高い塩濃度で起こり、脱着は塩濃度の減少または有機溶媒を低率で加えることによって行われます。

HIC分離での選択性も、疎水性相互作用に基づいていますが、逆相LCでの選択性とは明らかに異なっています。

RPC
と比較してHICでのピーク容量が低いにも関わらず、HICは水系移動相条件で溶出できるため、タンパク質の高次の構造が破壊されないという利点があります。

 

 

TSKgel は、東ソー株式会社の商標です。

Tosoh Bioscience Japan, Shiba, Minato-Ku, Tokyo 105-8623, Japan TEL:+81-3-5427-5118 FAX:+81-3-5427-5198 Email:hlc@tosoh.co.jp